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蔵元訪問記
(有)丸尾本店『凱陣』

香川 (有)丸尾本店『凱陣』 仲多度郡琴平町

香川県の琴平の旧家で江戸時代の商家を思わせる姿を残す歴史あるお蔵様。現・社長兼杜氏は丸尾忠興様です。

造りは280石の小さな酒蔵様、米は讃岐の新米にこだわります。水は、さぬきの空海(弘法大師)ゆかりの満濃池の豊かな伏流水を使っています。
水は生き物で真冬と春先とでは水のあたりも違います。造りの前半と後半では酒質に与える影響も若干違ってきます。それも含めて「凱陣」です。米の芯の美味さを引き出し、強くて張りのある酒、そんな香川の日本酒です。

四国は讃岐の“こんぴらさん”の東にある古くからの酒蔵が残る丸尾本店。

この蔵元で幕末の志士「桂小五郎」や「高杉晋作」が潜伏していた文献も残っています。当所は幕末時代の天領で交通の要所、こんぴら参りで人の往来が多かったので、きっといい情報が集まる所だったのでしょう。

幕末の志士たちは酒蔵の中でおいしい酒を飲みながら、日本の将来を語っていたことでしょう。

松瀬酒造(株)『松の司』

滋賀 松瀬酒造(株)『松の司』 蒲生郡竜王町

日本酒「松の司」の酒造りは、常に自分らしく在りたいと考えています。「松の司」であるためには、地元で育んだ酒米や地下120mから吸い上げる仕込み水など地元の素材セレクトから始まります。

地下120mの大きな岩盤の下を流れる“鈴鹿山系愛知川伏流水”を仕込み水とし、契約栽培により栽培法を定め十分に審査された酒米山田錦を蔵人がゆっくりと時間をかけて精米をします。

酒に味わいをつける麹蓋による麹造りや、酒質に影響する自家培養酵母菌による速醸酒母と昔ながらの蔵付酵母菌による山廃酒母の採用。
また、発酵温度を低温に押さえながらも完全発酵を目指す小仕込(最高1.5t以下)によるモロミ工程。そして1.8L瓶詰貯蔵による熟成管理など、永年の経験によるできる限り丁寧な手造りで、深遠な味わいの「松の司」を醸し出します。(お蔵元 HPより。)

飲んでいて、飽きの来ない素敵な日本酒。ふっくらお米の上品な甘さとサラリと控え目ながら、趣のある酸が特徴。

金の井酒造(株)『綿屋』

宮城 金の井酒造(株)『綿屋』

大正四年創業。当時の金田村は良水、良米の産地だったことから「金の井」と命名。当時、鬼首村で製材所を経営していた創業者は、無類の酒好きだったため綿屋(屋号)酒造店という名で酒造業に転じたのです。

■銘柄の由来
当時、鬼首村で製材所経営していた創業者の三浦順吉は、無類の酒好きだったため綿屋酒造という名で酒造業に転じたのです。現在醸造している商品は「純米綿屋」と「純米吟醸綿屋」です。

「綿屋わたや」という銘柄は、創業者の心を現代に再現すべく、おいしい酒、楽しい酒を醸すというテーマで酒造りを行ったものです。(金の井酒造のHPより)

山形 高木酒造 『十四代』

山形 高木酒造 『十四代』

創業年元和元年(1615年)のお蔵様。

創業380年余のこの高木酒造様は、古来より継承されて来た伝統の技と斬新なアイデア、醸造における最新の技術、近代的技法を駆使しています。高木顕統さんが杜氏として蔵に入りその身を削り日本酒を醸します。

小さなタンクで小造りの醸造を主とし、丁寧な手仕事と最新の技術が注ぎ込まれています。今までの日本酒の殻を突き破る芳醇な味わい、旨口で切れのあるこのお酒に感動。本物の地酒をめざし、心で飲む感動する酒を醸し日々精進なされています。

山形 水戸部酒造 『山形正宗』

山形 水戸部酒造 『山形正宗』

【 蔵について 】
当蔵は1898年(明治31年)に、初代水戸部弥作によって創業された「山形正宗」を醸す蔵元です。以来110余年、山寺を源とする立谷川の伏流水と地場産米を使い手造りのお酒を生み出して参りました。現在は五代目蔵元の水戸部朝信を中心として、7名の蔵人が毎冬手造りで約500石の醸造を行っております。

【 最高の酒質を目指して 】
その酒造りにおいては「徹底した手造りで最高品質の日本酒を醸す」ことを基本理念としております。豊かな米の旨みがあり、銘刀正宗のようにキレのある酒。私が酒造りを職業にするようになってから紆余曲折を経て思い至ったのは、結局お米本来の旨みをシンプルに表現したいということでした。

強烈なインパクトは無いかもしれませんが、食事とあわせてゆっくり飲むと時間が経つにつれて滋味が感じられるような酒。そんな酒を醸して行きたいと考えています。

みなさまの口に入る時点で最高の酒質を実現するため、効果的であると思われることを淡々と実験し、良い結果が出るものについては積極的に取り入れていく。強い意志をもってこうした地道な作業を繰り返すことで、結果的に唯一無二の高みに到達できるものだと思っています。

当蔵が伝統的な手造りに回帰しているのはそのほうがやはり美味しいお酒が出来るからですし、製造量を増やさないのも私達が目を掛けられる量を守りたいという想いからです。

水戸部酒造ホームページ:http://www.mitobesake.com/

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